霊能者は精神科の薬を飲んでる人を見たらすぐ分かる??

タイトルの文言は、とある自称霊能力者の発言から(勝手に)頂きました。
私はこの方と面識ありませんが、
この方とクライアントとのトラブルの話をSNS経由で以前知って、
思ったことがあるのでシェアします。

トラブルの概要は、
あるクライアントがこの方のセッションを受けた際、
精神科の薬を飲んでるといきなり断定されたとのことです。
曰く、私は霊能者だから、精神科の薬を飲んでいる人は見るだけで分かる、と。
このクライアントは精神科の薬を飲んでいなかったため否定したが
発言は撤回されなかったとのこと。
(他にも暴言があったようですが焦点がぼけるので割愛します)

実際、その発言が本当にあったのか、
クライアント側当事者が本当に精神科の薬を飲んでいなかったのか、
本当のところはわからないです。

また、話がややこしくなってしまうので、
そもそも霊能力とは何か?とか霊能力は存在するのか?などは
ここでは議論しません。
でも、これだけは明言できます。

精神科の薬を飲んでいると
見ただけで特定できることと、
霊能力とは『関係ありません』

タイトルのような発言が飛び出す背景には、
精神疾患や精神科の薬剤に偏見を持つ人が未だに多いことと、
悪霊に取り憑かれて精神疾患になると現代でも思っている輩がいることが、
背景にあると思われます。
精神科医療の発達していなかった時代には、
現代の基準に照らし合わせれば精神疾患患者という人に対して、
悪霊が取り憑いたと周囲が思い込んで迫害しまうという悲劇が
起きていたことは想像に難くありません。
ただ、現代でもそんな考え方を持つのは時代遅れ・勉強不足も甚だしいです。

私は霊能力者でも医師でもありませんが、
そんな私でも見ただけで分かることはぶっちゃけあります。
症状がはっきりと言動(独語・易刺激性・易怒性)や表情に現れていれば、
何の知識がなくてもこの人病気なのでは?と誰でも思うでしょう。
精神科の薬剤の副作用に薬剤性パーキンソニズムという症状があり、
これは普通に目で見て分かる症状です。
薬剤の中にはろれつが回りにくくなる副作用を持つものがあり、
その結果少し特徴的な話し方になるため、
少し話したら分かってしまうこともあります。
症状の影響で身体の清潔を保てなくなり、
外見や体臭が変化することもままあります。
見た目には全く分からない状態であっても、
精神科の薬剤を服用すると便秘の副作用が高頻度で出るため、
便秘が長く続くと口臭や体臭の変化が起こり、
結果として会っただけでわかってしまうこともあり得ます。

これはあくまでも想像ではありますが、
この自称霊能力者には精神科の薬剤を服用している血縁者か知人がいて、
その方が上記の特徴を持っていた可能性が高いです。
そんな中で初対面のクライアントに会った際、
似たような特徴を持っていたから『あなた精神科の薬飲んでるでしょ』
と言ってみたらそのクライアントに関してはたまたまビンゴで、
『なんで分かるんですかぁ先生すご〜い!』などど言われ、
調子に乗ってしまったのだろうと思われます。
そして、その状態で今回の件の当事者と会ったときにも
同じように言ってしまったら、今度は違ったということだと思われます。

薬剤性パーキンソニズムは名前から分かる通りパーキンソン病と似ています。
副作用でろれつがうまく回らない方と、たまたま似た話し方の癖を持つ人がいることもあるでしょう。
何らかの理由がありずっと入浴していない人もいるでしょうし、
便秘が長く続いている方などさらにたくさんいるでしょう。
要は、精神疾患患者だけに特有の特徴などないのです。

この件の当事者にかかわらず、
自称霊能者やスピ系界隈が起こすトラブルのほとんどは、
能力の有無に関係なく誰でも感じ取れる現象を、
自分が特別だから感じ取っていると勘違いしたたがめに
起こっているだけと私は考えています。
良識ある大人であれば特別な能力の有無にかかわらず、
相手の問題をただ言い当てたくらいで調子に乗ったりしません。
他人の問題解決のサポートを生業としている人間ならなおさらです。

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